今回、私たちは「匂袋作り体験」に参加してきました!
数種類の香木を混ぜ合わせ、自分好みの匂袋を作成する体験です。
まずは様々な香木の匂いを1つずつ嗅いでみて、基本の調合を作っていきます。
その後、自分の好みに合わせて好きな香りを少しずつ足していきます。
今回は2名で体験してきましたが、最終的に袋に詰めたときの香りが2種類まったく異なるものとなり、ほんの少しの調合で違った香りになるのも匂袋作り体験の魅力的なところだと思いました。
匂袋の歴史は古く、奈良時代より人々に利用されてきたとのこと。
「見えない心配り」として、箪笥に入れて衣類に香りを移したり、かばんに入れたりと、気軽に香りを楽しむ手段として長く用いられてきた日本の伝統的な文化だそうです。奈良時代を生きた先人と同じように香りを楽しんでいると考えると、なんだかロマンを感じずにはいられませんでした。
また、香料を入れる袋の色も数種類から自分好みのものを選ぶことができるので、最後の最後までウキウキしながらの体験となりました。