Bean to Barチョコレート専門店「ダンデライオン・チョコレート　ファクトリー&カフェ蔵前」

©Dandelion Chocolate Japan

こんにちは。ザ・ゲートホテル両国のスタッフです。今回は、蔵前にあるBean to Barチョコレート専門店「ダンデライオン・チョコレート　ファクトリー＆カフェ蔵前」をご紹介いたします。

Bean to Bar（ビーントゥバー）とは？

最近、耳にすることも多くなった、Bean to Barという言葉。カカオ豆からチョコレートバーが出来上がるまでの全工程を一貫して行う手法のことを指します。普段口にするチョコレートとは一味違う、究極の味わいの秘密に注目しました。

ダンデライオン・チョコレートとは

ダンデライオン・チョコレートの始まりとこだわり

サンフランシスコのトッド・マソニス氏とキャメロン・リング氏が、友人のガレージを借り、チョコレートの実験室を作ったことに始まります。チョコレートが大好きだった2人は、伝統的なレシピを探し集めてチョコレート作りに没頭し、2013年にサンフランシスコにファクトリーをオープンしました。

その後、カカオ豆にこだわるため、ドミニカやベネズエラ、マダガスカルなどを渡り歩いて生産者と直接交渉したり、製造機械の改造や作業の効率化を図ったりと、様々な工夫を取り入れたことで、次第に名が広まっていきました。

現在もサンフランシスコのファクトリーでは、シングルオリジンのカカオ豆の買い付けから選別、ロースティング（焙煎）、テンパリング、摩砕、調合、成形、そして包装まで、すべて自分たちの手でおこない、ひとつひとつ丁寧にチョコレートを作り上げています。そしてこの”Bean to Bar”は、サンフランシスコ以外では初めての店となる「ファクトリー＆カフェ蔵前」にも受け継がれているのです。

カカオ豆へのこだわりが生む本物のチョコレートの味わい

前述のように、ダンデライオン・チョコレートでは、カカオ豆へのこだわりはどこにも負けません。生産地や気候、作り手によっても味わいや香りが変わるので、本当に選び抜いたカカオ豆だけを買い付け、それぞれのカカオ豆の特徴を最大限に生かせるようなチョコレートを考えています。新しい豆が届くたび、納得のいくチョコレートが出来るまで、何度も試行錯誤を繰り返しています。

安定したコストで均一な味として製造するチョコレートに比べ、時間も手間もかなりかかりますが、チョコレートの職人たちがそれだけ日々一番いいものを追い求め続けている証拠です。