こんにちは。ザ・ゲートホテル雷門のスタッフです。今回は、日本の伝統工芸である「飴細工」の専門店、「浅草 飴細工 アメシン」をご紹介いたします。精巧で美しい「アメシン」の飴細工、いったいどうやって作られているのか、とても興味深いですよね!今回は飴細工の体験教室にも参加させていただきましたので、体験レポートも合わせてお楽しみください。
「飴細工」とその作り方
飴細工は90℃程まで熱してやわらかくした飴を、素手と握りバサミ一本を使って美しく造形する日本の伝統文化です。
飴の温めると柔らかく、冷めると固まる性質を使って作る飴細工は、鍋から飴を取り出してから数分で造形を終わらせなければいけません。
飴細工は彫刻とは違い、削り取ったり切り落としたりすることはしません。棒の先につけた丸い飴を、ハサミで切ったり伸ばしたりしながら飴を無駄にすることなく作り上げます。
(浅草 飴細工アメシンHPより)
意外と古い?飴細工の歴史
日本での飴細工の原型は、古くは8世紀ごろからあると言われ、江戸時代には職人が町中を売り歩くようになり、広く庶民の娯楽として親しまれました。その後脈々と飴細工の技術は受け継がれていきましたが、サブカルチャーであったため詳しい文献などはほとんど存在していません。
(浅草 飴細工 アメシンHPより)
8世紀といえば、飛鳥時代、奈良時代、平安時代くらいです。いにしえの時代から庶民の間で親しまれ、語り継がれてきた伝統の技術ですが、後継者の減少とともに衰退の危機にあるそうです。そんな伝統を守り、見たこともないような革新的で美しい飴細工をつくり出しているのが、「アメシン」です。
2013年に浅草に店を構え、東京スカイツリーのお膝元・東京ソラマチに二号店を開業、2021年に本店を浅草花川戸へ移転し規模を拡大して営業されています。飴細工の製造販売、製作実演、オーダーメイド製作、体験教室の開催のほか、国内外でのイベントやパーティー等での出張製作実演、出張体験教室や作品展示等も行っているそうです。
「アメシン」ならではの精巧で美しい飴細工
メディア等でも度々取り上げられる「アメシン」の飴細工は、見る者の心を奪います。花川戸店では、このような数々の代表的な飴細工が展示、販売されています。職人技のつまった飴細工たちは見ているだけでもワクワクしてしまいます。単なる飴を通り越して「芸術品」と言ってもよい作品の数々は、ずっと見ていても飽きることはありません。
飴細工の作り方がよくわかる体験教室
花川戸店では飴細工の体験教室も行われていますので、浅草ならではの体験として参加してみてはいかがでしょうか?体験教室では、「うさぎ」の飴細工づりにチャレンジできます。
花川戸店はザ・ゲートホテル雷門から徒歩にて約10分、浅草寺の二天門の近くにあります。重厚感のある和風な店構え。
東京スカイツリーのお膝元、東京ソラマチの中にも支店があります。東京ソラマチ店では店頭で飴細工の実演が見られる日もありますので、観光のついでにぜひお立ち寄りください。
SHOP DATE
- 店名 浅草 飴細工 アメシン
- 住所 111-0033 東京都台東区花川戸2-9-1 堀ビル1F
- TEL 体験当日の連絡・予約専用番号:080-9373-0644
- URL http://www.ame-shin.com/
- 営業時間 10:30〜18:00
- 定休日 毎週木曜日(臨時休業有り)
*営業時間、休日など、最新の情報は直接、お店にお問い合わせください。