1854年創業、江戸時代から浅草の名物「あわぜんざい」が人気の甘味処 「梅園」

こんにちは。ザ・ゲートホテル雷門のスタッフです。今回は、安政元年(1854年)創業、江戸時代から、浅草寺の参拝客をもてなしてきた甘味処「梅園」をご紹介いたします。台東区出身の私にとって、子供のころから大好きなお店なので、ぜひ訪れていただきたいです!

「梅園」の由来は浅草寺にあり

かつて存在した浅草寺の別院、「梅園院(ばいおんいん)」の一隅に茶屋を開いたのがはじまりで、「梅園(うめぞの)」の屋号の由来となっています。「梅園院」の庭には梅の木がたくさん植えられていたそうです。初代の考案した「元祖あわぜんざい」が好評で名物となり、以来160年以上にわたり甘味専門店として伝統を継承しています。

場所は仲見世通りの一本裏手

お店は、雷門からつづく、仲見世通りの一本裏手にあります。仲見世通りをにぎやかしながら行くのも楽しいかもしれません。ザ・ゲートホテル雷門からは、仲見世通りの込み具合と寄り道加減にもよりますが、徒歩5分ほど。雷門から仲見世を進み、新仲見世を過ぎたら2つ目の角を左に入ったところにあります(詳しくは地図をご覧ください)。

入口で選んで食券を購入します

お店に着くと、入口にショーケースがあり、どれも美味しそうな食品サンプルが並んでいます。この中から食べたいものを選んで、店内で食券を購入してからテーブルにつきます。

どれも美味しそうで目移りしてしまうサンプルたち。

ちょっと懐かしい和風な雰囲気の店内。

是非食べてみたいのは名物「あわぜんざい」

「あわぜんざい」という名前ですが、「粟」ではなく「餅きび」という穀物が使われています。粟より粒が大きく鮮やかな黄色で、もちっとした食感とコクが特徴です。梅園では、餅きびを蒸して半搗き(はんづき)にしたものを練り上げ、じっくり炊いたこし餡を添えて提供しています。シンプルながら贅沢な味わいは、創業以来変わらず浅草を訪れる人々に愛され続けています。

江戸の昔から変わらない味のあわぜんざい。

ひんやり冷たい「あんみつ」もおすすめ

浅草散策で疲れたら、ちょっとひと休み。そんな時、ひんやり冷たくて甘いあんみつはいかがでしょうか?さっぱりした寒天に上品な甘さのこし餡、モチモチの白玉にバニラアイス、そこに黒蜜をトロリとかけていただきます。

白玉クリームあんみつ 946円 (価格は2021年8月のものです)

夏にはかき氷、冬にはおしるこなど、季節ごとのメニューもおすすめです。浅草散策の途中にほっと一息、和の甘味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

また、店頭では季節の和菓子や人気のどら焼き、あんみつなどをお土産に購入することもできます。ご自宅やホテルのお部屋で、浅草の味をお楽しみください!

SHOP DATA

  • 店名 梅園
  • 住所 111-0032 東京都台東区浅草1-31-12
  • TEL 03-3841-7580
  • URL https://www.asakusa-umezono.co.jp/
  • 営業時間 10:00~19:00(L.O. 18:30)
  • 定休日 水曜(祝日の場合は翌日休)・月2回不定休

*営業時間、休日など、最新の情報は直接、お店にお問い合わせください。

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