こんにちは。ザ・ゲートホテル雷門のスタッフです。今回は、ランチビュッフェが人気の昭和4年創業の名店、「浅草むぎとろ」をご紹介いたします。名物はむぎとろ、というこちらのお店。果たして、むぎとろにバリエーションなどあるのだろうか? と感じる方もいらっしゃるでしょう。が、しかし、ここを訪れれば、その奥深さや美味しさに感嘆するはず。そんな浅草むぎとろの魅力をたっぷりとお届けします。
創業95年。地元に愛される店
ザ・ゲートホテル雷門から程近い場所に位置する浅草むぎとろ 本店。オープンは午前11時にも関わらず、お店の前には10時半頃から行列ができ始めます。お客様の多くはリピーターだというこちらのお店。一度口にすると、もう一度味わいたい、という魅力に溢れているのです。
山芋は、日本では平安時代より食され、「山のうなぎ」漢方では「山薬」と呼ばれるなど、滋養強壮、疲労回復など、健康に良い食材として親しまれてきました。普段私たちが口にするとろろは、“脇役”のイメージが強いかもしれませんが、こちらのお店では、とろろが主役。とろろを日常食にしたい、もっと親しみを持ってほしい、という想いで、とろろ料理を提供しています。

創業当時はつくね芋が使用されていましたが、現在は国産の大和芋を使用。アクが少なく、粘りが強いのが特徴です。昭和4年から変わらぬレシピを守り続けている秘伝の出汁を加えた、濃厚で旨みたっぷりのとろろを堪能できます。
「浅草むぎとろ」で人気のランチビュッフェは、1階でいただくことのできる平日限定の「むぎとろビュッフェ」(1,500円)と、屋上階でいただくことができる「天空とろろビュッフェ」(3,300円)の2種類が用意されています。「天空とろろビュッフェ」では、とろろはもちろん、おかずも充実。とろろとの意外な組み合わせをお楽しみいただけます。

隅田川やスカイツリーを眺めながら、舌鼓を打つ
今回は、浅草むぎとろ 本店の屋上にある「Lounge Vista 『天空のとろろビュッフェ』」へ。窓の外に広がるのは、隅田川や東京スカイツリーを臨む美しい景色。浅草らしい時間が流れていきます。


こちらで楽しめるのが、「天空とろろビュッフェ」(80分制)。ビュッフェボードに並ぶのは、「味付けとろろ」と「みそととろ」2種類のとろろや麦飯のほか、カレーライスや豚の角煮、グラタン、数々のお惣菜。これらすべてを、好きなだけ、いただくことができます。


さっそくとろろを麦ごはんにかけてみました。ズシッとした重量感と強い粘りを感じるとろろ。豊かな香りがふわりと立ち込めます。
かつお・昆布だしベースの「味付けとろろ」と、赤味噌、白味噌、麦味噌を配合した「味噌とろろ」、いずれも、ご飯によく合う、後引く美味しさです。


あなたのお気に入りのとろろアレンジは?
ここで用意されている麦めしは、とろろに合う配合で丁寧に炊き上げられているので、とろろとの相性は抜群なのですが、ぜひ試していただきたいのが、麦めし以外との魅惑のコラボレーション。
訪れるファンを魅了し続けている、というのが、牛すじカレーライス×とろろです。スパイシーなカレーと、とろろのこっくりとしたまろやかな美味しさが絶妙なハーモニーを醸し出します。

また、豚角煮や牛ステーキ、麺類などとの相性も最高。サラダにはとろろドレッシングがよく合います。とろろをプラスすることで、味に奥深さが生まれることに驚くはず。

お店を訪れた人の多くが、「とろろの新しい食べ方を発見できた!」と話すのも頷けます。

食事を楽しんだ後に、ぜひ立ち寄りたいのが店舗1階にあるお土産コーナー。山芋入りの茶そばや季節のカステラ、羊羹などが並んでいます。季節限定で販売されている「やまいも入り 檸檬かすてら」をいただきましたが、ふんわりとした食感と瀬戸内産の風味豊かなレモンピールで上品で繊細な味わい。パッケージも可愛らしいので、ギフトとしても最適です。浅草土産としてもおすすめですね。


健康に良い食材とろろをより身近に感じることができる浅草むぎとろ。伝統食の新たな可能性を感じていただけるはずです。ぜひ一度、足を運んでみては。
SHOP DATA
- 店名 浅草むぎとろ 本店
- 住所 〒111-0034
東京都台東区雷門2-2-4 - TEL 0120-36-1066
- URL https://www.mugitoro.co.jp
- 営業時間
月~金
昼)11:00~16:00(最終入店 15:00
夜)17:00~22:30(最終入店 21:00)
土・日・祝日
11:00 ~ 22:30(最終入店 21:00)
※日曜日、連休最終日は21:00閉店(最終入店20:00) - 定休日 ナシ
*営業時間、休日など、最新の情報は直接、お店にお問い合わせください。
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